カビ・結露防止リフォーム

住まいのカビと結露の関係

カビの被害が多いのは圧倒的にマンションで、戸建て住宅ではあまり見られません。
築年数が古いマンションは断熱材が無い又は断熱工事が不十分な場合が多く有ります。

このようなマンションでは冬場に冷えたコンクリート外壁の室内側に室内の湿気を
含んだ暖かい空気が触れて結露が発生します。
この結露水が原因でクロスなどが貼られた壁の表面にカビが発生します。

結露の原理に関して更に詳しくは『カビと結露発生の仕組み』をご参照ください

なぜクロスを貼り替えるだけではいけないのか?

上記からもわかるように、結露が防止されない限りカビは発生します。
クロスを変えても数年でカビが再発し根本的な解決にはなりません。

防カビ性能の有るクロスがクロスメーカーから発売されていますが、
上記のような環境ではほとんど効果はありません。

アリキリ独自の結露防止工法

結露防止の断熱工事は省エネ断熱とは違ったアプローチが必要です。
その為に断熱材の選択や施工が正しく行われないと逆に結露が広がる場合が有ります。

当社はコンクリ壁面の断熱と同時に室内空気の湿気を遮断する
『断熱遮湿工法』を独自のノウハウで行っています。
このノウハウは20年以上の経験で修得した実績の有るものです。
その効果は多くのお客様の確認を頂いています。


生活上の注意点

結露は外気温度と室内の温度、湿度の関係で発生するので例え断熱工事を行っても
性能限界を超える外気や室内温度及び室内湿度に達した場合には結露が発生します。

特に洗濯を室内に干して一日中換気がされない状況やガス暖房器や鍋料理などで
水蒸気を大量に発生させると結露が起きる事がありますのでご注意ください。

24時間換気は非常に効果的なのでお奨めです。
24時間換気システムが無い場合には、レンジフードを弱で24時間運転して、
お部屋の空気が換気できるようにしてください。
尚、お部屋の換気口を必ず開けて必ず外気が吸い込めるようにしてください。



カビ・結露防止 リフォーム断熱施工現場

①現況です。

部屋の隅のクロスの上にカビが出ていました。

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クロスを剥がすと・・・

クロスを剥がすと、クロスの下の石膏ボードにもカビが生えていました。




②解体です。

壁・天井の石膏ボードをすべて撤去します。

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③防かび剤を塗布します。

今回はアリキリスタッフも体験しました。
何事も、見て・体験することで現場監督としての力を付けていきます。

④大工工事です。

まず、角材で下地づくりです。

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⑤断熱材を貼ります。

吸水性の無いスタイロフォーム断熱材は結露防止に最適です。

状況によってはウレタン吹付工法で行う場合もあります。

同時に行う『遮湿作業』が非常に重要で『結露の元になる水蒸気を寄せ付けない』、ここが他社と違う当社のノウハウです。


⑥壁・天井の必要部分に断熱材を
貼り込みます。

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⑦仕上げのクロス貼りです。

断熱材を貼った上にボードを貼り、その上にクロスを貼ります。

⑦完成です。

あの悩ましいカビが消え、お部屋が明るくなりました。
これで、冬・暖かく、夏・エアコンの効き目が格段に上がり快適に過ごせます。




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カビ結露に関して更に詳しく お知りになりたい場合には
《ホームページ》
■マンションでカビと結露にお悩みの方必見!
《関連ブログ》
■カビ結露関連ブログ・・・
をご覧下さい。

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