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横浜 リフォーム | 定額制リフォームの問題点!|アリキリ 

投稿:常田 豊

 

 

横浜 リフォーム | 定額制リフォームの問題点!|アリキリ

 

 

 

こんにちは、みなさんは定額制リフォームって

ご存じですか?

 

定額制はリフォームは某大手不動産会社の

『まるで○○さんそっくり』が有名です。

 

最近は橫浜でも多くのリフォーム会社さんが

真似して、定額制を行っていますが、」

 

定額制リフォームには大きな問題も有ります。

今回は定額制リフォームについて一緒に

考えて見ましょう。

 

 

 

 

1.定額制リフォームの仕組み・・・

 

定額制リフォームの仕組みは床面積当たりの

リフォーム費用を設定して、

延べ床面積によって価格を決めます。

 

例えば戸建て住宅のフルリフォームで

坪当たり40万円とすれば、延べ床面積が

35坪の場合には、40x35=1400万円になります。

 

当然、屋根の材料や、キッチン、浴室の

仕様、内装の仕上げも決まっているわけです。

 

この考えは昔から新築で用いられている

考え方です。

 

昔は商品選択の範囲も狭く

作り手の建築会社が画一的に

 

仕様を決めて坪単価を決めると言う

大雑把な時代だったのです。

 

 

 

2.リフォームと新築での定額制の違い・・・

 

新築の場合は立地条件による搬入費用や

地盤その他のことを別途に考えれば、

 

建物自体は仕様を決めて定額的な

考え方で行っても問題は起きません。

 

リフォームの場合には、工事を行う

建物自体の作りが各々違うので、

 

本来定額制度で行うには無理が有り、

坪単価には差が出てきます。

 

その結果、同じ35坪の大きさの建物でも、

A様邸では坪単価が35万円、B様邸では

坪単価が45万円と言う事が起きます。

 

 

 

 

3.定額制ビジネスモデルの仕組み・・・

上記でA様邸は1225万円で出来、

B様邸では1575万円になるのですが

 

定額制なので、お客様が払う額は

1400万円に成ります。

 

企業としては年間を通して、一定の利益を

出す事が義務ですから、当然1400万円で

利益が出る仕組みに成っています。

 

その結果B様邸では損を出しても、

A様邸で取り返す事が出来る訳です。

 

 

 

 

4.企業側のビジネスモデルとしての定額制・・・

 

上記の考え方は、リスクを分散させて、

一件一件で採算を考えるのではなく

『集合体として考えるビジネスモデル』です。

 

資産運用の世界で行っている、

『資産を多数の銘柄株や国債、他と

組み合わせて運用しリスクを分散する』

 

ポートフォリオの考え方と同じで、

ある意味で画期的な考え方です。

 

しかしこのビジネスモデルは全国展開で

年間何千件もの物件を受注する大手企業で、

なければ成り立ちません。

 

 

 

 

5.お客様から見たポートフォリオの見え方・・・

 

では、逆にお客様の立場から見ると

何がどう見えるでしょうか?

 

ひと言で言えば、『得をするお客様と

損をするお客様が出てくる』と言う事

がわかります。

 

皆様の家が前述のA様だとすると、

1225万円のリフォームを1400万円で

行い、損をしたことになります。

 

しかし、B様だった場合には1575万円の

リフォームを1400万円で行った事になり

得をしたことになります。

 

ところが問題なのは、誰が得をして、

誰が損をするのかが、皆様には

わからない点です。

 

さあ~皆様ならどうします?

 

 

 

 

 

 

6.何が得で何が損なのか・・・

 

私の考え方なのですが、会社側から見ると

定額制は年間を通して、損益のバランスが

取れれば良いのですが、

 

実際には個別の現場で損が出そうになると

原価をコントロールするはずです。

 

その為に、費用の掛かる現場では品質が下がる

事がどうしても起きてきます。

 

リフォームの目的は新築時の問題点を解決したり、

リフォーム後の快適さを手に入れる事ですから、

 

本来なら建物の状況に応じた事を提案し、

必要な費用を見積て納得するのですが、

定額制ではこの辺も問題が有りそうです。

 

私はお客様が定額制の様なリスクを

背負うて『賭け事のような事』

 

敢えてする必要はないと考えています。

皆様はどうお考えでしょうか?

 

リフォームでは損とか得とか云う考え方は

あまり適しません。

 

費用を掛ければより快適だったり、

より品質が良く出来ます。

 

費用を押さえれば、その費用なりの

リフォームになると云う事です。

 

 

今回も長時間お付き合い頂き

ありがとうございました。

 

 

 

 

一級管工事施工管理技士

2級建築士

マンションリフォームマネージャー

(株)アリとキリギリス

代表取締役 常田 豊

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