横浜 リフォーム|私が実現したいリフォーム会社(part2)|港南区 アリキリ

投稿:常田 豊

 

 

横浜 リフォーム|私が実現したいリフォーム会社(part2)|港南区 アリキリ

 

パート1では小さいながら、経営者の思いをしっかり前面にだして繁盛している

焼鳥店「まいど」の事を熱く語らせて頂きました。

 

今回は、リフォーム業界での中小零細企業と大企業の在り方について私の考えを書かせて頂いています。

一生懸命に地域に根ざして頑張っているリフォーム会社や工務店をご理解いただければ幸いです。

 

後半は私が作り上げたいリフォーム会社に付いて書かせて頂きました。

 

 

 

■リフォーム業界では大企業は不要・・・

 

いきなり挑戦的な意見です。リフォーム業界に大企業は必要ない・・・これが私の持論です。

 

リフォーム業界への大企業やIT企業の参入は中小零細の工務店やリフォーム会社を脅かすだけで、

「社会的に何の役にも立たない」と言うのが私の意見です。

そもそも大企業は、中小零細では出来ないような、大きな資本を持って、研究開発を行い、

 

生産設備を作り、大量生産によってコストダウンを行う、と言うような業種で社会に貢献するのが使命だと思います。

 

そうした中で大企業では小回りが効かないような部分を、中小零細企業が補完すると言う住み分けによって、

互いの存続が可能だと考えています。

 

ところが、住宅リフォームのような、ローテク産業で且つ、少量多種現場生産と言う大量生産には

縁も所縁もない分野に大企業が参入すると言うのはおかしな話で、企業として節操がなさ過ぎると私は思います。

 

儲かるならば何でも良い的な感じを大変強く感じます。

「中小に任せられる部分は中小に任せる」と言う大人の発想が大企業にも欲しいと思います。

 

 

 

■リフォームに大手企業が不要な具体的な例・・・

 

具体的になぜ大企業が不要なのかキッチンのリフォームを例にとってみましょう。

 

以下がリフォームで良くあるキッチンリフォームのざっくりした流れです。

 

①お客様とリフォーム会社が打ち合わせを行う(営業)

②見積書とリフォーム提案書を作成する(営業)

③契約を結ぶ(営業)

④着工し大工さんが既存の流し台を撤去する(施工)

⑤設備屋さん、電気屋さんが必要な工事を行う(施工)

⑥キッチン屋さんがシステムキッチンを設置する(施工)

⑦内装屋さんが内装工事を行う(施工)

⑧完成・お引渡し(営業)

 

施工日数は3~4日間で、この工事に係わるのは

営業担当者、大工など職人さん、現場監督者です。

 

この中で(営業)とある項目だけが大手企業が行っている部分です。

あとは、下請けの工務店や職人さんが行っています。

 

(営業)の部分の業務も特別なコンピューターシステムや、高い教育を受けた人材でなくても

充分出来る内容で、特別大手の人材や会社の人でなくても何の問題もありません。

 

又、使用するキッチンも、クリナップ、TOTO、ノーリツ、リクシルなどの一流メーカーが

作っている商品で、大手も中小も同じ物を使っていて差はありません。

 

上記のどの部分を取っても中小零細の業者十分に出来る事ばかりで、大企業でなければ

出来ない部分はまったくありません。

 

 

 

■大手と中小の施工管理の体制の違い・・・

 

大手業者という中には、住宅大手メーカーの他に大手不動産、大手ゼネコン、家電販売大手、

大手ホームセンター等も含まれます。

多くの大手企業は自社のビッグネームを使って、主に集客及び営業活動を行います。

契約が取れると、施工管理は工務店に一括丸投げ任せるというスタイルが主流です。

 

便宜上お客様との連絡役に女性スタッフを置き、たまに、ドクターと呼ばれる、建築士が現場を

見る程度で、ほとんどの打ち合わせは、女性スタッフと工務店の監督が行うといった状況のようです。

 

それに対して、我々のような中小のリフォーム業者や工務店の多くは、設計、施工管理も自社で行います。

施工は職種ごとに各職人さんに依頼する分離発注方式で行っています。

 

ビジネスモデルの違いは明らかで、大手は「大手~工務店~職人」と云う三層構造に対して、

中小は「工務店~職人」という2層構造と言う事です。

 

当然、階層が多ければ中間の経費も掛かるし、伝言ゲームの理屈と同じで、指示系統にも

ミスが出てくると言う事です。

 

 

 

■まだある大手の弊害・・・

 

ご存じのように大手企業の社員さんの収入は中小零細の企業より多いです。

さらに、本社の収入の高い役員さんや株主さんへの配当など我々には考えられないくらいの経費が掛かります。

当然その経費を売り上げから捻出するわけですから、基本的には契約金額が高くなります。。

 

仮に工事金額が我々と同じ程度ならば「自社の管理経費を抑える」、か「工務店の請負金額を下げる」

事になります。

そうすると何が起きるのでしょうか? 当然ですが・・・、

 

①元請けとしてやるべき管理時間を減らす。

②職人さんの手間を減らす。

 

と言う事が起き、現場の「管理品質と施工品質」の両方が下がると言う、悪循環になる事が考えられます。

 

 

 

 

 

■もっとも大きな違いは施工業者の気持ちの入れ込み方・・・

 

先日、仲間の工務店の社長と話をしていたのですが、彼は、「大手の仕事は非常に

事務的で、予算も厳しいので、数回やると辞めてしまう工務店が多く、常に新しい工務店を

探しているようだ・・・」と言っていました。

 

良い仕事をしたいと考えている工務店や職人さんにとっては、大手の仕事は

「張り合いの無い仕事」になってしまい、ただ、言われた事だけをひたすら行い、

さっさと仕事を終わらすと言う事になるそうです。

 

その点、中小のリフォーム業者の仕事の進め方は、営業と施工担当、職人さんがチームを組んで

一丸となり仕事をしていますから、お客様に喜んでもらいたいと言う意識が大変強いのです。

 

当社の場合でも、それは大変顕著で、お客さんが職人さんを指名してくるケースも

多々ありますし、お客様からの頂き物が多いのもその証拠ではないかと感じています。

以上が、大手に対する私の不満と大手と中小リフォーム会社の構造的な違いです。

 

読者の皆様も、私の主張をご理解頂き地域に根付く善良なリフォーム会社や

工務店を応援して頂き、育てて頂ければと思いますのでよろしくお願い致します。

 

又、良い仕事をやりたいとお考えのお仲間の中小業者さんも一緒に頑張りましょう。

 

 

 

■10人中5人に支持されれば良いとする・・・

 

なんだか前半は大手に対する不満が長くなり過ぎたようです。

ここからが、私が目指すリフォーム会社作りの話しです。

 

日々、社員が働きやすい良い会社を作りたいと考えているのですが、

 

良い会社を作ろうとすると、

「万人に喜んで頂けるような考え方の営業方針は難しい」と言う事に気が付きました。

 

例えば、アリキリでは「ただ、安ければ良い」と言うリフォームはやりたくないし、出来ません。

 

金額を下げると云う事は、今までやっていた信頼有る又は材料や施工方法を変更する事になり、

「うまくいかなかった場合のリスク」を抱える事になります。

その結果、社員もストレスを持つ事になります。

要するに、「アリキリで責任が持てるやり方以外はやらない」、その代わり、「当社の提案した方法で

 

行う場合にはしっかり責任を持たせて貰います」と言う事です。

「業者のくせに生意気だ」、とおっしゃる方もいらっしゃると思いますが、

私としてはアリキリで出来る事、出来ない事を明確にして、社員が迷うことなく、

 

自信を持って仕事に当たって欲しいと思っています。

 

私は若い時にマンションなどの設備工事の監督をやっていました。

 

仕事自体は大変面白かったのですが、当時の建築現場にはまだ古くさい悪しき慣習があり、

設備、電気と言った重要な部分にも係わらず、鉄筋職人や仮枠大工と言った業者が

幅を利かせていて、理不尽な要求によって施工が進まず、夜中や早朝に作業を行うと言う

嫌な思い出が残っています。

 

上記の考え方は営業の入口を狭くするような事にもなり、仕事が少なくなる可能性があり、

 

経営者としては恐ろしい事なのですが、社員にはこのようなつまらない経験は必要ないので、

ここはがんばり所だと思っています。

 

本来仕事はもっと面白いはずだと思いますし、若い人達には本当の意味で仕事の

おもしろさを味わってもらいたいと私は考えています。

 

その為に当社の対応力ではご満足が頂けない

と判断した場合には依頼をお断りする事もございます。

 

 

 

 

■良いリフォームになるかどうか?80%はお客様しだい・・・

 

良いリフォームだったと記憶に残っている現場はお客様の協力が必ずありました。

不思議なことですがお客様が協力的だと現場が必ず上手く回り、結果良いリフォームになります。

 

リフォームではお客様の役割が大変重要になります。

 

お客様がリフォームを家の大事なイベントとして捕らえ当事者意識を持って

真剣に取り組んでいるかどうかがリフォームの

成功と大きな関係があると思います。

 

業者にすべてやってもらうのではなく、お客様もイベントの最大責任者として参加して

頂きたいと思っています。

 

本来はお客様が行う荷物の移動や片付けなどでも、当事者として責任を持って出来る限りの事を

協力的に進めて頂くと、職人さんも仕事がし易く、全員のモチベーションが高くなり、すべてが

良い方に回り出し、結果的に良いリフォームが出来ます。

 

しかし、どこかでボタンの掛け違いがあり、担当者、職人とお客様の間で不信感が生じると

徐々にうまく行かなくなり始めます。

互いの連絡も一方通行になったり、避けるようになってしまい、結果はご想像の通りになります。

 

良いリフォームを完成させる為に、お客様も業者も互いに相手を尊重し理解し合い、双方が協力をして

しっかり信頼関係を作ると言う事がとても重要だと思います。

 

業者側が努力をするのは当然ですが、「お客様の努力が最も大きな成功の要因」だと云う事を

ご承知置き頂けるとありがたいとおもいます。

 

 

 

 

 

■私が目指すリフォーム会社の売り物は人です・・・

 

リフォーム会社の本当の商品とは・・・と深く考えて行くと、行き着くところは「人」と言う事になります。

今のリフォーム業界は価格勝負と云う事しか考えつかないらしく、どこのチラシを見ても

「機器類○○%引き」、「激安リフォーム」などばかりです。

 

そして結果は満足の行かないリフォームが出来上がったと言う事実だけが残ります。

 

システムキッチンやユニットバスなどで使う部材はどこのリフォーム業者でも同じですが、

組み上がった完成品の品質には差が出てきます。色々な意味で係わる人間を選別しないと

良いリフォームは出来ません。ここは皆さんも良く憶えて置いて下さい。

 

世の中には調子の良いことばかり言って、集金が済んだらさっさと逃げてしまい、

その後、手直しやアフターサービスなんか念頭に無い業者も大勢います。

どの業者も良い品質のリフォームを行える訳ではありません。

 

安いのは安いなりに、高いものは高いなりの内容になります。

 

リフォーム会社の経営者が良いリフォームをお客様に提供する上で一番努力を

しなければならない事は、「良い人材を育てる」と云う事だと思います。

 

ここが出来ないと何年経ってもリフォームはトラブル増産業界、クレーム業界と

云われ続けると思います。

 

当社では社内勉強会やメーカー研修などの勉強会と、毎日の業務を通して人材育成を行っています。

 

職人さんに関しては、人柄が合うかを吟味して採用し、気になる点があればその都度

話し合いをしながらアリキリの考え方を理解頂いています。

 

私も70才までは頑張ろうと思っています。それまでに、お客様のお役に立てる

良い人材の育成と、本当の意味で社会に役立つ良いリフォーム会社作りを目指します。

 

色々生意気な事を書きました。

失礼がありましたらお許し下さい。

 

今回も最後までお読み頂ありがとうございました。

 

 

 

2級建築士

一級管工事施工管理技士

マンションリフォームマネージャー

(株)アリとキリギリス

代表取締役 常田 豊

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