新築のままで何年間使えるかご存じですか?
⇒安心、快適に生活できるのは25年間!
新築マンションを購入したから、もう住まいのことを気にしなくていい——そんなふうに思っていませんか?
しかし、住まいは時間とともに変化し、必ずリフォームが必要になります。
「えっ、そんなにお金がかかるの!?」と驚く方もいるかもしれません。実は、マンション販売業者は共有部分の修繕積立費については説明しても、将来的に必要になる個別のリフォーム費用については詳しく触れないことが多いのです。
そこで今回は、「マンションリフォームのリアルな話」として、現役リフォーム会社の社長が、自社のデータをもとに実際のリフォーム事情をお伝えします。
1.マンションリフォーム年表:いつ・どんな工事が必要になる?
新築から何年くらいで、どんなリフォームが必要になるのかを下の年表で説明します。
📌 10年目:最初の定期リフォーム
・【交換対象】:風呂給湯器、ガスコンロ、温水便座などリフォームというよりは、設備の更新のレベル
📌 20年目:2回目の定期リフォーム
・【交換対象】:10年目と同様に、給湯器やコンロなどの交換が必要
📌 25年目:再生リフォーム期
・【交換対象】:ほぼすべての部位が寿命を迎え、今後更に25年を過ごすために全体的なリフォームが必要
📌 その後は10年ごとの定期リフォーム
・【交換対象】:10年目、20目と同様に、給湯器やコンロなどの交換が10年ごとに必要
👉 この流れを知るだけで、「いつ・どれくらいの費用が必要なのか」を計画的に準備できます!
再生リフォームの進め方・・・「分割 vs 一括」どちらがベスト?
💡 リフォームには、「一箇所ずつ進める」か「一括で行う」か、大きく2つの方法があります。
それぞれのメリット・デメリットを確認しましょう。
🔹 一般的な方法:部位ごとに順番にリフォーム
✅ メリット:
❌ デメリット:
🔹 フルリフォーム:すべてを一度に実施
✅ メリット:
❌デメリット:
フルリフォーム工法2種類の特徴
1️⃣ 一般工法
👉 築浅で間取り変更が少ない場合に適しており、費用も抑えやすい。
2️⃣ スケルトン工法
👉 築古マンションや間取り変更が必要な場合におすすめ。
🏗 木部を全て解体撤去するので、断熱工事や木工事が効率よく施工できる。
💰 ただし、解体・造作費用が約2割増となるため、予算に余裕が必要。
リフォーム予算の目安
💰 70㎡程度のファミリー向けマンションの場合
📌 当社の標準的な施工費用を公開!
(詳細は予算書をご参照ください)
ただし、昨今は製品・工事費ともに値上がり傾向
実際の予算は少し高めに組んでおくことをおすすめします
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
「いつ・どんなリフォームが必要か」を知ることで、将来的な住まいの計画が立てやすくなります。
アリキリリフォーム(株)
2級建築士/代表取締役 常田 豊
こちらの内容をYouTubeでも解説しています。
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