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窓ガラス用 断熱パネル・・・『暖パネ』・・・性能実験レポート 

投稿:常田 豊

アリキリ 社長の実験工房

窓ガラス専用 中空ポリカ断熱パネルの性能確認実験!

 

以前より当社は結露対策や断熱リフォームに

力を入れております。

 

主にはスケルトンマンションリフォームなど

大型工事の際に外壁内壁に断熱工事を行う

というもので、その際には窓に内窓サッシを

取付け、断熱、結露防止のご提案を

いたしております。

 

ところがそんな大掛かりな事ではなく

単純に窓ガラスや玄関ドア(鋼製)結露が

酷いので何とかならないかという

ご相談を多く頂いていました。

 

そこで最近よく見かけるようになった

中空ポリカと云う材料を使って窓ガラスや

鋼製ドアの断熱が出来るのではないかと

考えました。

 

メーカーのデーターや構造から一定の

断熱性能の有る事はわかりますが、

実際にどんな効果が発揮されるのか

会社にある簡単な装置で確認実験を

してみました。

 

 

 

 

 

 

1.中空ポリカとは・・・

中空ポリカ板は色々な厚さや、機能を

持っているものがありますが

今回使用するのは厚さ4mmで透明という

一般的な物です。(下の写真参照)

 

 

中空ポリカの構造は非常に薄い板の間に

空間を保つ仕切りが多数有り大変軽く、

強度、難燃性にも優れています。

 

サッシをペアガラスにすると重量が

大変重くなり、扱いや戸車の破損の

原因になることが有りますが、

中空ポリカはそのような心配がありません。

 

中空ポリカの断熱性は中空部分の

空気によって発揮されます。

細かく仕切られているために空気の

対流も起き難くしっかり断熱されます。

 

 

 

 

 

 

1.中空ポリカの断熱性能実験・・・

いつも通りお客様に提供するものは

自分の目で確認したくて、今回も

実験をしました。

 

 

今回の実験装置は上図(上から見た様子)で

中央のアクリル水槽に氷水を入れ

冬の外気温度環境を作ります。

 

左右に部屋に見立てた空間を作り屋外環境に

接するように窓ガラスを設置します。

 

図の左側の窓ガラスには中空ポリカを取付け

右側の窓はガラスだけという簡単な装置で、

ガラス面や中空ポリカ面など要所に温度計を

取付けデーターを取りました。

 

下は実験装置の写真です。

中空ポリカ面とガラス面に温度センサーを取り付け、

部屋の内部にも温度センサーを取付けました。

 

 

 

 

 

 

 

2.実験データー

実験では外気に接している≪ガラス≫と

≪ガラス+中空ポリカ≫の室内側の

『表面温度と室内温度』の

変化を測定しました。

 

以下のグラフが実験データーです。

 

左のグラフから外気温度(氷水)が約6℃(比較的寒い冬の外気)

の場合断熱無しのガラス面温度(室内側)は約8℃になり

中空ポリカで断熱した場合の中空ポリカ板表面温度は

約13℃である事が分かります。

ガラス断熱が有ると無いとでは5℃も

温度差がありました。

 

この外部温度環境で、暖房を行い室温20℃、

湿度50%の場合には中空ポリカの無いガラス面では

結露が発生しますが、中空ポリカを取付けた方は

結露が出来ません。

 

この点に関してさらに詳しく確認されたい方は

以下のホームページに空気線図等の資料が

有りますので確認いただければと思います。

*少し詳しい結露の原理・・・

 

このように中空ポリカをガラス面に

設置する事で、断熱効果と結露防止効果が

発揮されます。

 

尚、室内温度は右のグラフのように

ガラスだけの場合には16℃でしたが、

中空ポリカでガラス断熱を行った方は

18℃でした。

 

 

 

 

 

 

3.実装実験・・・

下の写真のように実際にマンションの窓に

装着して表面温度を計ってみました。

 

 

この窓サッシは中央に帯が有りガラスが

上下に分かれているタイプです。

下部に断熱パネルを装着し、

上部はガラスのままです。

 

測定は赤外線表面温度計で行いました。

左7℃を示しているのが断熱無し

右11℃を示しているのが断熱パネル

付けた方で、温度差は4℃と上述の実験値と

ほぼ同じような数値になりました。

 

 

 

 

 

4.鋼板玄関ドアの結露実験

ガラス断熱と同じ実験装置を使って今度は

鋼製ドアに見立てた鉄板に中空ポリカを

付けたものと付けないものを用意し

 

模擬室内空間に紙コップに温水を入れ

生活水蒸気を発生させ、ドア面の

結露発生を観察しました。

 

この実験の目的は『鋼製玄関ドアに

中空ポリカを取付けると結露が

発生し難くなるか?』です。

1)模擬鋼板ドア・・・

上の写真の様な玄関ドアに似せた鋼板性の

パネルを作りました。

 

一方(写真左)に中空ポリカ板を取付け、

中空ポリカの付いていない鋼板パネルと

と性能比較を行いました。

 

鋼板製のパネル内部はこんな感じで、

空気層は5mmでアルミホイルを棒状にして

下の写真のように骨の代わりにアルミホイル

を棒状にして入れ、伝熱効果を高める様に

熱架橋にしました。

 

2)模擬室内の様子・・・

模擬室内は下の写真のようです。

隅に見える筒状のコップにお湯が

入っています。

 

模擬室内は氷水が入った水槽に接して、

実験用の模擬ドアが設置され、表面に

温度計を取り付けました。

 

室内には90℃のお湯を入れたコップを置き、

コップの上部に隙間から蒸気を上げます。

 

3)目視での結露確認・・・

下の写真は実験開始から1時間後の

模擬ドアの様子です。

 

上の写真の右側が中空ポリカ無しです。

それを拡大した写真が下ですが、

この写真ではっきりと結露が分かります。

 

上記の写真のように温水を紙コップに入れて

一時間後、鋼板の表面ははっきりと結露が

出ていますが中空ポリカの表面はなんとなく

湿気が有るかなと云った程度で結露は無く

はっきりと結露防止の性能が確認できました。

 

 

 

 

 

6.カーテンをすると結露が酷くなるってホント?

冬に窓の結露が発生すると、我々は当たり前のように

カーテンを綴じて寒さを防ぎます。

 

こうした方が暖かいし、なんとなく窓結露も

防げるように思いますが、実はこれは間違いです。

 

カーテンは確かに断熱作用があります。

その為に室内から屋外への温度伝達が

少なくなり、ガラス面の温度が上がり難くなり

かえって結露が起きてしまいます。

 

中空ポリカによるガラス断熱はガラスが

一体化する事で冷たいガラス面が無くなり

結露を防ぎます。

 

 

 

 

 

 

7.DIYの薦め・・・無理な方は当社へ・・・

最後にここでご紹介した中空ポリカで

ガラスを断熱する方法は少しDIYに

経験のある興味の有る方なら材料も工具も

特別なものは無いので、ご自宅で付けるには

問題なく出来ると思います。

是非トライして頂きたいと思います。

 

ご自分でやるのはちょっと面倒くさいと

云う方は当社が採寸・製作・取付けまで

行いますのでお気軽にご連絡ください。

 

8.価格・・・

標準価格はガラス寸法が90㎝以下の

腰窓タイプ一組(2枚)で

24800円(税別)

 

ガラス寸法が90㎝以下の

掃出し窓タイプ一組(4枚)で

41000円(税別)

です。

但し、当社の営業エリア内のみの

お客様に限らせて頂いています。

当社の営業エリアの確認はこちら・・・

 

只今、春のキャンペーンで上記商品を

特価でご案内しています。

ガラス断熱パネル・・・『暖パネ』キャンペーン情報・・・

 

 

 

 

 

 

 

9.最後に・・・

 

昨年の冬シーズンに自宅のマンションで

似たような中空パネルを取り付け、実際に

試して見ました。

 

取り付けたのは、玄関ドアの他、約7割の窓

でしたが、非常に暖かく結露も減りました。

窓も暗くならないし開け閉めも問題ないので

 

費用的にも本格的な断熱工事よりは遥かに

安くできるので、寒さや結露でお悩みの

方には、良い方法ではないかと思います。

 

下図のように窓からのエレルギー損失は

約50%になるので、省エネ的にも良い効果が

出ます。

 

 

是非皆さんもお試しいただければ

良いのではないでしょうか。

 

最後まで熟読頂きありがとうございました。

 

 

 

2級建築士

一級管工事施工管理技士

マンションリフォームマネージャー

アリキリリフォーム株式会社

代表取締役 常田 豊

 

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