「営業エリアが広すぎる」そのリフォーム会社、本当にあなたの役に立つのですか?

「営業エリアを広く設定し、より多くのお客様のお役に立つよう活動しています」
そんなキャッチフレーズの会社は、いざという時、本当にあなたの力になってくれるのでしょうか?
私は、少し疑問に感じています。

仮に近所に、似たような規模のリフォーム会社が2社あったとします。どちらを選びますか?

  • ◆Aパターン:広範囲に営業エリアを設定し、多くの方のために活動している会社
  • ◆Bパターン:営業エリアを限定し、地域の方々のために活動している会社

この2つのキャッチフレーズ、あなたはどう感じますか?

Aパターンには「遠くまで出向いて頑張っている、頼もしい会社だな」と、好印象を持たれるかもしれません。
一方、Bパターンは「遠方の対応はしない融通のきかない会社だ」と、ネガティブに映るかもしれません。

けれど、現役のリフォーム会社の社長として、私は正直にこう思います。

営業エリアを広げている会社には、主に以下のような背景が考えられます。

1) 全国展開しており、各地に営業所・施工拠点があるため対応可能な場合
2) 創業間もなく、仕事量を確保するため広いエリアを設定している場合
3) 評判が振るわず、案件獲得のためにエリアを広げざるを得ない場合

1)は体制的に問題ありません。
しかし、2)や3)のケースでは、やがてアフターサービスが追いつかず、対応を断らざるを得なくなる可能性があります。

当社の場合、現在は横浜市港南区を中心に、近隣6区の設定ですが、6区内であっても道路事情等で確実に30分を越える場合にはお断りをしています。

以前は、横浜市内全域や藤沢・横須賀・逗子なども対応していました。

ですが、年数が経ち工事件数が増えるにつれて、アフターサービスの対応が難しくなってきたのです。

たとえば、横須賀のお客様から「ドアの調子が悪いので見てほしい」とご連絡を頂いても、すぐには動けない状況になってしまいました。
そうした反省から、現在はエリアをコンパクトに絞り、進行中の現場管理とアフター対応の質を維持するよう努めています。

それでも近年は職人さん不足などで、施工実績のない初めてのお客様からの修理依頼などは、お断りせざるを得ないのが現実です。

🔍 まとめ

リフォームをご検討中の皆様、またアフターサービスでお困りになった経験のある方は、
その会社の「営業エリア設定」にもぜひ注目してみてください。
それは、施工後も安心できるかどうかを判断する重要なヒントになるかもしれません。

最後までお読みいただきありがとうございました。

アリキリリフォーム株式会社
代表取締役 常田 豊

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  1. 営業エリア:横浜市 / 港南区・栄区・南区・戸塚区・磯子区・金沢区・泉区・旭区・保土ケ谷区
    当社はきめ細やかな対応を営業方針としており、概ね30分~40分以内のエリアに限らせて頂いております。詳しくはお問い合わせください。 リフォームのご相談はメール・お電話にて事前にご予約をお願いいたします。ご相談申込みページ
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