投稿:常田 豊
失敗しない相見積の考え方(その2)|横浜 港南区 リフォーム
前回は相見積によって業者を選ぶという方法は
リフォームには適していない・・・というお話でした。
今回は相見積の問題点などを中心に書いています。
4.相見積を取るという習慣はどのように広がっていったのか?・・・
リフォームで相見積を取るという習慣が
こんなに広がったのはそんなに古い事ではありません。
私がこの仕事を始めた25年前には
ほとんどなかったと記憶しています。
極端に多くなってきたと感じたのは
7~10年前位からだと思います。
きっかけになったのは、10数年前に
悪質リフォーム業者の問題が話題になり、
耐震、白アリ、外壁、屋根などいたる所が
訪問販売や電話セールスの標的になりました。
半分脅かされる様な状況で高額な契約を
させられたと言う事件が多発しました。
その頃から、評論家と言われる人たちが、
テレビやラジオで『一社だけでなく何社からか
見積をとらなきゃダメです・・・』
と言い出しました。これから相見積が
世間に広がって来た様に私は感じています。
5.相見積を比較すると見えなくなってしまう事・・・
相見積が全く悪いとは思っていませんが、
一番の弊害は『誰でも金額を見ると
高い、安い・・・だけに焦点が行ってしまい
経営方針や社長の人間性など他の
大事な事が見えなくなる事』です。
私がお奨めする方法は、いきなり相見積を
取って金額を比較するのでなく、
まず何社かリフォーム業者を尋ね、相談をします。
その中から考え方が近く信頼出来そうな、
業者を探す事から行います。
事前に連絡をして、それなりの立場の方に
会社の方針や考え方、営業体制、施工管理体制、
アフターサービスなどの事を詳しく聞けば
その会社の大凡の本質が見えてきます。
質問の内容でお薦めなのは・・・
『営業エリアはどの当たりまでか?』です
拠点からあまり遠いところまでをエリアに
している会社は営業重視で工事の質を
重視しない傾向が有ります。
比較的狭いエリアで営業を行っている
会社は遠くの現場では良いリフォームが
出来ない事を知っていて、
それを実戦している真摯な会社です。
又、業者からしても近ければ施工後の
アフターサービスも面倒なく行えるので
お客様から見ても安心です。
当社は橫浜の港南区に有りますが、
営業エリアは市内一円ではありません。
港南区を中心に近隣区までです。
それでもしっかり施工管理を行おうとすると
ギリギリな感じです。
仕事を取る事には興味があるけれど
施工品質を良くする事にはまったく
興味がないと言うリフォーム業者も
多く有るので注意して下さい。
6.リフォーム業者とのお付き合いは一生だと考えるべし・・・
ここはとても重要なところで、住まいは
リフォームが済んだら終わりではなく、
5年後、10年後と一定の期間でメンテナンスが
必ず必要になってきます。
又、ちょっとした調整や手直しは
必ず発生してきます。
その時にも手切れにならないような
関係でいないと大変です。
いつでもどんな事でも頼めるリフォーム業者を
決めておくことはとても重要な事です。
第2回はここまでです。
又、次回をお楽しみに・・・
2級建築士
一級管工事施工管理技士
マンションリフォームマネージャー
代表取締役 常田 豊
記事タグ:横浜 リフォーム|失敗しない相見積の考え方(その2)
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