まったく違う梅雨時と冬のカビ原因|横浜 リフォーム

投稿:常田 豊



まったく違う梅雨時と冬のカビ原因|港南区 アリキリ



毎年6月に入ると防カビリフォームの

問い合わせが増えてきます。


部屋のカビ発生は12月~3月に最も多く発生し、

続いて6月~7月と、年2回カビの発生が盛んになります。


カビの発生には『湿度と温度』が大きく関わります。

6~7月の梅雨時のカビは高温多湿の条件がカビの活動を

活発化して発生します。


12~3月の冬のカビは屋内外の

温度差により結露が起きる事が原因のカビです。



今回の社長ブログでは『梅雨のカビ』『冬のカビ』

違いと対策をお話しさせて頂きます。





1.梅雨時期のカビ防止対策・・・

梅雨の時期は温度も湿度も高いので

カビが活発に活動する環境になります。


生活の中で出来る対策は換気を良くして

湿気の多い空気を淀ませない事です。


特に部屋の中に家具や物が多く隙間が

無い様な所では家具の裏や部屋の隅の

空気が淀みカビが発生します。



1)換気をしっかり行う行いましょう。

部屋の内部を片付けて、隙間を作り

部屋に換気扇があれば一日中回しましょう。


換気の際には新しい空気が吸い込めるように

窓やドアを開けましょう。


換気扇が無い場合には窓とドアを開けて、

扇風機を回して空気を循環させましょう。



2)エアコンや除湿器を使いましょう

エアコンの除湿機能や除湿器、除湿剤を使って

除湿を積極的に行いましょう。



3)洗濯物の部屋干しをやめましょう

洗濯物を部屋干しすると湿気が部屋に充満します。

出来る限りしないか、どうしても干す場合には


南側の部屋に干して、エアコンでの除湿と

換気をしっかり行いましょう。


尚、レンジフードは強力な換気扇ですので、

積極的に回しましょう。


その際は必ず窓など換気口開けて

新しい空気を吸い込めるようにします。



4)浴室の換気を行いましょう

浴室もカビが発生し易くなります。


カビ対策から言えば浴槽に残り湯が

無いことがベストです。


残り湯は浴室内だけではなく洗面や

他の部屋にも水分を供給してしまいます。


残り湯がある場合には蓋をしっかりして、

一日中換気扇を回して下さい。


その際、ドアは開けておいて下さい。


換気扇は電力消費が小さいので、一日中回しても

大きな負担にはならないので、大いに利用して下さい。


【換気扇の消費電力】

換気扇の電力消費量は概ね以下の様です。

・レンジフード・・・150W~50W(強~弱)

・居室換気扇・・・20~30W

・浴室   ・・・20~30W



5)リフォームでは効果が期待出来ない梅雨時期のカビ対策・・・

梅雨時期のカビ対策でリフォームで出来る事は

限定的になります。


調湿機能の有る、珪藻土やエコカラットなどを

室内の壁に用いる事で効果が期待出来ると

言われていますが。


調湿機能とは湿気の多いときにその水分を

調湿材が吸収し、湿気が少なくなったときに

吸収していた水分を吐き出す機能です。


連日高温多湿が続くなかでは調湿材が水分を

放出する状況にならないのではないかと考えられます。


効果が無いわけではないですが、

そうした意味で限定的になると思われます。





2.冬のカビ発生の原因と対策・・・

梅雨時期のカビ発生が高温多湿によるのに対して

冬のカビは『室内外の温度差』


コンクリート壁面への『温湿空気の流入』

原因で基本的に発生の原理が異なります。


梅雨時のカビは皆さんの注意

小まめな努力で防げる事が多いのですが


冬場のカビ対策は断熱と遮湿性能と言う

『建物の構造が原因』なので、断熱遮湿リフォームを

行わない限り大きな改善は望めません。



1)断熱遮湿リフォームを行っても注意は必要です

断熱遮湿リフォームは水道の漏水修理のように

直した後はピッタリと止まると言う物ではありません。


結露性能が良くなる事は間違いないですが、

室内の使用状況や屋外の温度条件によっては

結露が起きる事が考えられます。


これは内窓サッシやペアガラスなどでも同じです。

ペアガラスサッシの入っている最新の省エネ住宅でも


屋内外温度差が一定以上になったり、ガスストーブや

鍋料理を行った場合には結露が起きてしまいます。


2)断熱工事をすれば良いと言う物ではないです

又、同じ断熱工事でも、省エネの為の断熱工事

結露防止の為の断熱では『材料や施工上でのポイント』

違ってきます。


カビ結露防止のリフォームでは断熱だけではなく

湿気をもった空気を上手く遮断するノウハウ


必要で、そこが現場での施工できちんと行われないと

逆に結露が酷くなることすら考えられます。


当社では長年の施工経験から結露防止断熱に関して

『AK断熱遮湿工法』と言う独自のノウハウを結集した

工法を考案し多くの施工実績がございます。





3.カビ結露防止リフォームのみ営業エリアを広げます・・・

カビ結露防止リフォームに限らず当社は施工管理を

しっかり行い施工品質の高いリフォームをお届けしています。


その為に施工管理者が現場に行く頻度が高く

遠くの現場には行けないのが現状です。


カビ結露防止リフォームをしっかり出来る業者が

少ないせいか、遠方の方からも

多くのお問い合わせや施工依頼を頂きます。


今まではやむを得ずお断りしたいたのですが


今後は当社の意向をご理解頂けるお客様に限り

少し遠方でもご相談をお受けしたいと考えています。





4.当社の意向・・・

1)大工さんの状況を優先して工程を調整させて頂きます。

AK断熱遮湿工法では湿気を含んだ空気を

コンクリート面に寄せ付けないようするために

丁寧できめ細かい施工が要求されます。


その為に手慣れた大工さんによる施工が

非常に重要になります。


2)良い施工が出来る様にお部屋は空っぽにして下さい。

大工さんなどの職人さんが作業のし易い状況で、

精度の高い仕事が出来る様ご協力下さい。


3)カビ結露発生の基本原理をご理解下さい。

当社の『カビ結露のホームページ』をお読み頂き、

カビ・結露の基本的な事や条件によっては

工事後もカビ結露が起きる可能性がある事などを

ご理解下さい。


以上をご了承頂ける場合に限り少し遠方でも

お客様のご相談をお受けしたいと考えています。


具体的なエリアに関しては道路状況などを

検討して決めさせた頂きたいと思います。






一級管工事施工管理技士

2級建築士

マンションリフォームマネージャー

(株)アリとキリギリス

代表取締役 常田 豊









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