家賃を節約したツケは大きい?! 「損して得取れ」の精神で、後悔のない住まいづくりを

最近、中古マンションを購入し、自分好みにリフォームして暮らしたいと考える方が増えています。

特に現在、賃貸住宅にお住まいの皆さまにとって大切なお話をお届けします。

中古マンション購入は人生の一大イベント。ですが「3ヶ月後には入居したい!」というような短工期のご相談が非常に多く、実際にはそのスケジュール感でフルリフォームを完了するのは難しいのが現実です。

皆さまはリフォームのプロではないので、必要な工期が分からないのは当然のこと。

そのため今回は、初回相談から引き渡しまでの流れを明らかにすると同時に、短工期での進行が生むリスクについても具体的に解説します。

フルリフォームに必要な期間の目安

下図は、マンションのフルリフォームにおける当社標準スケジュールです。

このように、当社では平均して半年以上を見込んでおります。

3ヶ月での完了は現実的ではないことをご理解いただければと思います。

なお、再販物件(業者が仕入れてリフォーム済みで販売するもの)は、仕様をパッケージ化し工程を簡略化することで短期間施工が可能な場合もありますが、オーダーリフォームとはまったくスタンスが異なります。

●工期を短縮することで起きる問題

≪リフォーム工期は大きく3フェーズに分かれます≫

  1. ご相談~契約
    ここでは間取り、設備、費用などの検討を行います。十分に検討できないと「もっとこうすればよかった」と後悔が生まれやすくなります。
  2. 契約~着工
    図面作成、職人手配、設備発注など、準備段階が中心です。段取り次第で施工品質が左右されるため、非常に重要な期間です。
  3. 着工~完成
    解体してみないとわからない“予想外”が発生します。同じマンションでも棟や部屋で仕様が異なるため、現場対応力が試されます。

無理に短縮すると「検討不足」「準備不足」「施工不良」といった三重苦に、一度施工してしまえばやり直しはほぼ困難で、結果的に我慢や妥協を強いられるケースが多いのです。

例えば、断熱工事を省いて2週間の短縮を図った場合、夏冬の快適性や将来的な光熱費に差が出ることも。パック方式で選択肢が限られた仕様にされてしまうなど、長く住む家にとっては非常に大きな影響が残ります。

現実的な工期短縮方法

「どうしても急いで入居したい」という場合は、全体を一度に行わず、
先行して居室と最低限の水回りを施工することをおすすめします。

水回りは在宅でも工事が可能で、後から改修を進めることができるため、柔軟なスケジュール調整が可能になります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
皆さまのリフォームが納得のいくものとなり、新しい住まいでの暮らしが幸せに満ちたものになることを心から願っております。

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