給水管のサビとリフォーム|横浜 港南区 リフォーム

投稿:常田 豊


給水管のサビとリフォーム|横浜 港南区 リフォーム


築30年以上が過ぎリフォーム時期を迎えている

マンションや戸建て住宅では給水配管に


ビニールライニング鋼管と呼ばれる鉄管と

ビニール管をハイブリッドした材料が

使用されています。


ビニールライニング鋼管は鉄管の中にビニール管が

入っているような2重構造のパイプで


水が接する部分がビニールなので原理的には

サビが発生しないと言う製品です。


ところがこの配管の接続はネジを切って

継ぎ手を接続する方式の為にネジ切りを


行った配管の先端部分の保護が難しく

長年の間にそこからサビが発生してしまいます。

酷い場合にはその錆で配管が詰まってしまう程です。


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そんな状態ですから、断水の後に水を出し時に

通水の衝撃で蛇口から赤い水が出ることがあります。


もし皆さんの家で朝、始めて蛇口をひねると

洗面器貯めた水やコップに汲んだ水が赤く

濁るとしたらそれもサビの影響です。


水回りのリフォームの際には配管の位置を

変えたりなど配管をいじります。


そうするとどうしても配管内部のサビに

衝撃が加わりサビが剥がれて錆水になって出て来ます。


配管工事が終了した際にはしばらく水を

出し続け、サビが落ち着くのを待ちますが、

なかなか一度では落ち着きません。


サビの汚れは以外にやっかいで、

一度付くと落とすのが大変な厄介者です。


サビは鉄が酸化した状態ですから、

その元は鉄で、細かな鉄の粒子が


配管を通じ蛇口などから出て来て

水中の酸素や空気に触れて錆になります。


せっかく新しくなった浴槽や

システムキッチンのシンクに錆が

付くのはうれしいことでは無いですから、


リフォームを行ったら最低でも

一週間くらいは、使い終わったら

細かな汚れが無いか確認して下さい。


特に水を抜いたままの状態は、

鉄粉が空気に触れて酸化し易い

状態なので注意が必要です。


例えば浴槽では水を抜いたら

そのままにしないですぐに掃除を

してしまう事です。


キッチンシンクの洗い物なども

そのままにしないで、シンクの掃除を


してしまうと鉄粉も一緒に

掃除できるので良いと思います。


もし、サビが付いてしまったら、なるべく

細かな磨き粉が入った洗剤、例えばジフとか


クレンザー的な物又は専用の

サビ落としなどで落として下さい。


力を入れて一気に擦ると機器にキズが

付く恐れがあります。


アリキリではスーパーマイクロコンパウンド

という工業製品の磨きの最終工程で使用する

磨き粉を使用しています。


以上、何かの参考にして頂ければうれしいです。



2級建築士

一級管工事施工管理技士

マンションリフォームマネージャー

(株)アリとキリギリス

代表取締役 常田 豊


記事タグ:横浜|給水管のサビとリフォーム







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