マンション配管リフォームの注意点は?配管の寿命や交換費用の相場なども解説|港南区 アリキリ リフォーム

マンションのリフォームを検討するときには、キッチン・ユニットバスなどの機器類やの色や床の種類など目に見える部分にばかり気を取られがちです。しかし目に見えない場所では、配管の劣化が静かに進行しています。

とくに築25年を過ぎたマンションは、古いタイプの配管が使用されている可能性が高く、放置していると、漏水が発生して大きなトラブルに発展するかもしれません。リフォームするときには、あわせて配管まで交換するのがおすすめです。

そこで今回は、配管の種類や特徴をご紹介したあとに、配管交換が必要な症状やリフォームにかかる費用、工事する際の注意点までご紹介します。

配管の種類(用途別)と特徴

まずは、用途別の配管の種類と特徴をご紹介します。

給水管

給水管とは、浄水場から水が運ばれてくる配水管から各家庭に分岐して、蛇口まで水を届ける水道管を指します。かつては鉄管が主流でしたが、現在は主にポリエチレン管が使用されています。

給湯管

給湯管とは、給湯設備から浴室や洗面所、キッチンなどへお湯を供給する管です。従来給湯管には被膜銅管と呼ばれる、銅管に保温被膜がついたものが採用されていました。近年はポリエチレン管も多く使用されています。

追い焚き用ペアチューブ

追い焚き用ペアチューブとは、給湯器から浴槽にお湯を供給する管と、浴槽から給湯器へと戻す管の2本がセットになった、お風呂の追い焚き用の管です。材質は給湯管と同じく銅管や樹脂管などが使用され、被膜で一体に包まれているのが特徴です。

排水管/汚水管

排水管はキッチンや洗面、浴室などからの生活排水を流す管、汚水管はトイレからの排水を流す管です。排水管や汚水管には、亜鉛メッキ銅管や塩化ビニル管が使用されています。

ガス管

ガス管は、都市ガスやプロパンガスを家屋内に供給するために使用される管です。ガス管は、敷地内に埋設するものにはポリエチレン管などを、露出配管には配管用炭素鋼鋼管が使用されます。

配管の種類(素材別)と寿命

ここからは、前章でご紹介した配管の素材別に、寿命をご紹介します。

鉄管

給水管や排水管、汚水管は、1970年代中頃までは鉄管が中心でした。耐久年数は20〜30年とされています。

硬質塩化ビニル管(HIVP)

鉄管のあとによく使用されるようになったのが、鉄管内に塩化ビニルが組み込まれた硬質塩化ビニル管です。耐用年数は2025年とされています。管内部が樹脂コーティングされているため、サビが発生しにくいことが特徴です。なお硬質塩化ビニル管は、加工は容易ですが熱には弱いため、給湯管には使えません。

ポリエチレン管

ポリエチレン管は、取り外しや取り付け対応が簡単で、熱にも強いため給湯管にも使用できることから現在給水・給湯・排水のすべてにもっとも多く採用されています。耐用年数が30年と長いことから、長期的なメンテナンスコストを抑えられます。

築年数25年以上のマンションは配管の劣化に注意!

築年数25年以上のマンションは、サビやすい鉄管や鉛管が使われている場合があります。リフォームするときには、樹脂管(硬質塩化ビニル管やポリエチレン管)への変更をおすすめします。配管リフォームを検討すべき症状を紹介します。

こんな場合には配管交換が必要

配管に以下のような症状が出ていたら、劣化しているサインです。配管リフォームを検討しましょう

  1. 赤茶色の水が出る
    蛇口から赤茶色の水が出るときには、給水管が劣化しサビが発生しているのが原因です。樹脂性の給水管への交換をおすすめします。
  2. 水量が減っている
    蛇口をひねっても水量が少なくなっているときには、給水管が劣化して中でサビなどの腐食物が詰まっていると考えられます。早めに点検・リフォームを検討しましょう。
  3. 排水の流れが悪い・すぐ詰まる
    高圧洗浄といったメンテナンスをしてもすぐに詰まりが発生する場合は、排水管の中の詰まりが落としきれなくなっているのが原因です。放置していると逆流することもあるので、早めに対処が必要です。

配管のリフォーム費用

配管に問題が発生していてリフォームを依頼するときには、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

通常の配管交換

通常の配管交換とは、床や壁などをできるだけ残したまま配管を交換する方法です。この方法での配管リフォームの費用の目安は40〜60万円程度です。

既存の床や壁の一部を切り取り、配管を交換したあとに復旧する作業が必要になること、床や壁をできるだけ良い状態で残そうとすると工事がやりづらいことから、費用はやや高額になりがちです。

リフォーム後にトラブルが起こったときには、配管を露出させて問題だけ解決するしかないケースもあります。良い結果を引き出せないことが多く、あまりおすすめできる方法ではないことから、アリキリリフォームでは配管交換のみのリフォームは受け承っておりません。

スケルトンリフォームでの配管交換

スケルトンリフォームとは、既存の床や壁をすべて撤去したうえで配管を交換する方法です。障害物がないため配管がやりやすいので、スケルトンリフォームの工事費用に20万円程度プラスするだけで配管を交換できます。

目視しながらすべての作業ができるので、配管交換後にトラブルが発生する心配もありません。住宅の寿命を上げるためには、スケルトンリフォームにあわせて配管交換をするのがおすすめです。

スケルトンリフォームについて詳しくは、以下の記事をご覧ください。

中古マンションのスケルトンリフォーム費用や事例は?メリット/デメリットも解説

マンション配管リフォームの注意点

マンションで配管リフォームするときに注意したい点を、3つご紹介します。

(1) 管理組合による配管改修工事のスケジュールに注意

マンションでは、築後12年の周期で大規模修繕が予定されているのが一般的です。とくに築24年を目処に行われる大規模修繕では、給排水管が対象とされることが多くあります。

その際には、管理組合主体の配管改修工事に先だって、専有部分をフルリフォームしておくのがおすすめです。配管改修工事のあとにフルリフォームするとなると、大規模リフォームで修復した床や壁を再度撤去して配管の位置を変更することになり、ムダが大きくなります。工事期間も両方の工事を合わせた長さが必要になるのもデメリットです。

その点先にフルリフォームしておけば、専有部分はほとんど触る必要がなく、工事が必要になったとしてもほんの一部で済みます。フルリフォームを検討するなら、管理組合主体の配管改修工事前に行うことを検討しましょう。

(2) できる限りすべての配管を交換しておく

管理組合主体の改修工事前にフルリフォームするときには、できる限りすべての配管を交換しておくことがポイントです。具体的には、以下まで済ませておくとベストです。

  • 給水管は水道メーターのところまで新規に交換
  • 〇 給湯管は風呂給湯器のところまで交換

ただし排水管に関しては、マンションを縦に貫く排水管の交換や、既存排水管との接続が必要になるので、多少の影響は避けられません。まれにシステムキッチンや洗面台などの取り外しと再取り付けが発生します。それでも配管を交換しないでリフォームしたのに比べると、影響は非常に小さく済ませられます。

(3) 組合の改修工事でのついでリフォームは危険

管理組合の改修工事に際しては、工事業者が「ついでにキッチンやユニットバスも交換しませんか」と営業することが珍しくありません。

「値引きしてもらえる」「管理組合が選んだから安心」といった理由で工事を依頼する方が多いのですが、後悔する方も少なからずいらっしゃいます。それは、大規模工事では多くの職人を各所から集め、行程に遅れないよう進めるのに手一杯であり、個別の小さなリフォームにまでていねいな仕事をする余裕がないためです。

大切なマイホームのリフォームを任せるときには、自分たちの要望や希望をゆっくりとヒアリングしたうえで、時間をかけて対応してくれる業者を選ぶのがおすすめです。

配管リフォームの業者の選び方

マンションの配管リフォームを依頼するときに、業者を選ぶポイントをご紹介します。

配管交換の知識・実績がある業者に依頼

配管リフォームを依頼するときには、配管交換の知識と実績が豊富な業者に依頼することが重要です。

リフォーム業者と一口に言っても、それぞれ得意分野があります。クロスや床の張り替えは得意だけれども、普段配管リフォームはほとんど行っていない業者も少なくありません。

しかしマンションの配管リフォームでは、大規模補修での影響を最小限に抑えるための工夫が必要です。たとえば洗面所の床下で配管を継ぎ替えできるように準備しておけば、ユニットバスを外さなくてよくなります。

そのような先を見据えた配慮は、配管リフォームの豊富な知識と経験がなければできません。将来余計な負担を増やさないためにも、業者選びは慎重に行いましょう。

まとめ:築25年以上の場合は配管交換をともなうフルリフォームがおすすめ

築25年以上のマンションでは、配管の劣化が進んでいると考えられます。見た目だけではなく住宅性能を高め、今後30年間安心して住めるリフォームを実現したい方はフルリフォームを検討するのがおすすめです。

とくに管理組合主体の大規模修繕での給排水管交換が予定されているときには、先にフルリフォームしておくほうが負担を抑えられます。また、マンションの配管交換は、大規模補修を踏まえた気配りが求められるので、経験豊富な業者を選ぶことが大切です。

横浜にお住いの方はアリキリリフォームへ

アリキリリフォームは「1級管工事施工管理技士」資格を有した社長が運営するリフォーム会社です。配管交換を含むフルリフォームの実績も豊富ですので、安心してお任せいただけます。

なお、きめ細かな施工管理を行うために、横浜市内でも自社からおおむね30分以内となる以下のエリアのみに対応範囲を限定しております。エリア外の皆様には大変申し訳ございませんが、ご理解いただけると幸いです。

対象エリア:横浜市/港南区・栄区・港区・戸塚区・泉区・旭区・保土ケ谷区・磯子区・金沢区

皆様からのお問い合わせをお待ちしています。



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